よくわかる色彩療法

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 冬に温かい赤い毛糸のセーターを着たり、夏には涼し気な青いシャツを着るなど、 暖色系の「赤い色」は、体を温めて活力を増し、寒色系の「青い色」は、体を冷やしてクールダウンする。 そのようなことは、経験的に生活の中に取り入れられており、知らない間に実践してはいませんか?

なぜ?色で病気が治り痛みがとれるのでしょう?-カラー治療の概要-

しかし、色(カラー)の力で、病気が快方に向かったり、痛みが軽くなったりするということは、あまり知られておりません。
ここでは、カラー治療についてご説明させていただきます。

人間の体は、骨や筋肉や神経などの各臓器で成り立っています。
さらにそれらは、細胞で構成されています。
これらの細胞が正しく働いてこそ、私たちは健康な暮らしを営むことができるのです。
この細胞が異常な状態になると、たとえば胃が痛くなったり、発熱したりして私たちを苦しめ、病気の状態となります。

細胞の中と外との間には電位差が生まれており、これは、病巣や痛みは常に振動して動いていることを示します。
振動しているということは、それぞれの細胞や病巣は固有の周波数(波長)が存在することになります。

ところで、色(カラー)とは、人間の目でみることのできる
周波数(波長)であることが知られています。

カラー治療とは、人体にとってマイナスに作用している細胞や病巣が発している周波数(波長)に対して、 それをうち消すための周波数(波長)、すなわちカラーを張り付けることにより それぞれの波長が打ち消しあい病気や痛みの治癒力を促進させて快方に向かいます。

カラー治療は、痛みを取ったり、症状を緩和させるだけのいわゆる「対症療法」ではなく、 細胞や臓器に直接働きかけて治療を促進させることができると考えられています。

カラー治療の実際

患者さんの具合の悪いところをお聞きして、それにあわせたカラーを選び出します。
患者さんの指や頭部に、「探索棒」という、カラーを封入した金属棒を当てて、パワーテストを行います。

パワーテストとは?

パワーテストとは、O-リングテストとも呼ばれており、患者さんと診断者で行います。
(または助手もお手伝いする場合もあります)

このとき、患者さんには試料となるカラーを当てておき、患者さんが手の指でO型のリングを作り、 診断者がO型のリングを開きます。
Oリングが開くということは、パワーが弱まっているということで、そのカラーの有効性は低いとなり、 逆にOリングが開かなければ、パワーが強まったということでそのカラーの有効性を確認することができます。

実際の治療では、様々な色や貼り付け場所に対して個別にパワーテストを行うことにより、 より効果的なカラー選択と貼り付け位置を検証していきます。